Atlas
CNCミリングでのデジタルファブリケーションで数々の木材と携わるとのある特徴に気づく。まるで知らない国の地図を眺めるように杢目は形態によりより魅力的な一面を魅せてくれる。
Atlas は曲線をシンプルに仕上げたスツールではあるが無垢材の魅力を最大に生かそうとしたスツール。「ソフトフォルム」をコンセプトに木材を柔らかく表現することで座る体験を和ませる。目に見えない裏側にも徹底的に有機的で滑らかな曲面を応用することで手に取った時の触感、脚と台のディテールにも強調した。
形態を曲面仕上げすることで杢目はまるで地図のように、その素材の起源や経緯がユニークなパターンとなって浮き彫りになる。